多読6冊目は「Harry Potter and the Prisoner of Azkaban」を読みました。
映画版と内容が結構違ってびっくりした。
前作二つももちろん違うところはいっぱいあるんだけど、今まで読んだ中ではアズカバンが一番違うなぁ。
ルーピン先生がWarewolfであることを事前にハーマイオニーが感づいているとか、ピーターペティグリューの正体がバレる(スキャバース(ロンの飼ってるネズミ)の正体がバレるという方が正確かしら?)シーンはずいぶんと長いことおしゃべりしてるのね、とか、クルックシャンクス(ハーマイオニーが飼ってるネコ)がいい仕事するじゃん、とか。
映画版はテンポ感悪くならないように、ショートにしてあるのかな。
ピーターペティグリューがネズミ、シリウスブラックが犬、ジェームスポッター(ハリーの父)が牡鹿、ルーピン先生が狼にそれぞれ変身できるのは友情のたまものだっていうのはいい話だった。
この友情のおかげでMarauder's Mapが作られるわけだし。
映画だけ見てるとあまりそういった人間関係がよくわからないと思います。
原作を読んで納得。
Fireboltをハリーに送った人も映画ではシリウスかな?って感じだけど、原作はしっかりシリウスからの手紙に書いてあって驚いた。
今まで3作(呪いの子もいれると4作)ハリーポッターの原作を読んできましたが、好きになれそうなキャラクターが本当にいない!(笑)
映画版だけ見てるとスネイプ先生はいじわるそうだけどそこまでって感じだけど、原作だと結構厳しい先生。学生時代にこんな先生いたら嫌いになっちゃうと思う。
ハーマイオニーもまじめすぎて疲れる感じ。
ロンは割と映画版と変わらないノリ。
ハグリッドは心優しいけど大人にしては頼りなくない?これは映画版もそうですが。
前にラランドのニシダがハリポタについて語っているYoutubeで、「ハリーポッターに善人なんていないんですよ!」って言っていたけども、読み進めていくうちにそれが分かってきた。
みんなどこかしら欠点がありますね。
そういうところが現実世界に似てて共感を生むのかな。
呪いの子にでてくるスコーピウスだけはかわいらしくていい子なので推してます。
本を読むときに一応時間をメモしているのですが、今回は約13時間で読んだらしいです。期間は6日間。
分からない単語は調べたり調べなかったりしつつ。
賢者の石を読んだときよりは語彙に慣れてきた気もします。
次は炎のゴブレット!楽しみ。